8月23日に公開された映画「ラストマイル」。
満島ひかりさん主演の、ノンストップサスペンスです。
映画の中で話題になっているのが、「2.7m/s→70kg→0」という謎のメッセージです。
これが何を意味するのか、調査しました。
テーマは「ラストマイルでロッカーの2.7 ms→70kg→0の意味とは?考察ネタバレ!(映画)」です。
こちらの記事で分かること
- ラストマイルでロッカーの2.7m/s→70kg→0の意味とは?
- ラストマイルのあらすじ(ネタバレ)
- ラストマイルを見た人の感想は?
ぜひ、最後までご覧になってください。
ラストマイルでロッカーの2.7m/s→70kg→0の意味とは?
※ここからはネタバレになりますので、ご注意ください!
中村倫也さん演じる山崎がロッカーに残した「2.7m/s→70kg→0」というメッセージ。
これが何を意味するのか、推測ですが以下のことが考えられます。
「2.7m/s→70kg→0」のメッセージの意味は?
- 2.7m/s→人が歩く速度
- 70kg→人の体重
- 0→ベルトコンベアの稼働率
「2.7m/s→70kg→0」というメッセージは、ベルトコンベアを止めようとして飛び降りた山崎が残したものでした。
物流センターを舞台に展開される物語では、ベルトコンベアが大量の荷物を捌いています。
止まることのない荷物の流れを管理する人間は、過酷な労働を強いられていました。
そんな中、肉体的にも精神的にも限界を迎えてしまったのが、山崎です。
ベルトコンベアはある程度の重さのある物が乗ってしまうと、システムが停止するようになっています。
飛び降りた山崎の体重で、ベルトコンベアは停止しました。
山崎は自分の身を犠牲にしてでも、ベルトコンベアを止めたかったのではないかと思われます。
自分達が置かれている環境がどれだけ辛いものか、訴えたかったのかもしれませんね。
ですが山崎が身を挺してやったことは、一時的なものでしかありませんでした。
彼が下ろされた途端、ベルトコンベアは再び稼働します。
あんまりと言えばあんまりですよね…。
この場面に衝撃を受けた人は、少なくないと思います。
ラストマイルのあらすじ(ネタバレ)
ラストマイルのあらすじをご紹介します。
ラストマイルあらすじ
- 主人公はデイリーファーストに務める舟渡エレナ
- デイリーファーストの商品が爆発したと警察から連絡
- 受け取った顧客は焼死
- エレナは出荷中止を決定
- 商品配達を請け負っていた羊急便が大打撃
- エレナは爆発物を送った犯人を追う
満島ひかりさん演じる舟渡エレナは、爆発テロを解決するために動きます。
その中で彼女は効率を極限まで追求しようとする物流センターの闇を知ることに。
エレナもまた、山崎と同じように精神的に追い詰められた時がありました。
犯人が誰なのかを知った彼女は、爆弾テロを止めるために様々な人の協力を求めます。
最終的に爆弾テロを食い止めることはできましたが、エレナはデイリーファーストを辞めてしまいました。
あくまでも人間性を無視して、システマチックに動こうとする会社に失望したからです。
誰もが満足する結末ではありませんでしたが、物流センターの闇が世間に知られるきっかけにはなったのではないでしょうか。
完全なるフィクションではない?
山崎の飛び降りや爆弾テロは、もちろんフィクションです。
ですが物流センターの過酷な労働環境は実際にあり、しばしばニュースで取り上げられます。
さらに運送会社が安く買い叩かれている問題も。
物流は今や国民を支える重要なものとなっています。
ラストマイルはこれらの問題を、皆さんに訴えかけたかったのではないでしょうか。
ラストマイルを見た人の感想は?
ラストマイルを見た人は、どんな感想をもったでしょうか。
SNSでの投稿をまとめました。
ラストマイル、日本の物流業従事者の買い叩き問題をここまで深く取り上げて描き出したの、すげえ~~~よ ほんまにすげえ……
— 腹筋ローラー (@tworiver_2) August 24, 2024
経営側は目先の利益を優先し過ぎ「死を持って抗議する」人間を絶対に作ってはならない
その為に常に現場に足を運び現場の声に耳を傾けるべき羊急便関東局長の「今日は部長職以上も配送する!」という台詞に一企業人として溜飲が下がったのでした pic.twitter.com/MAwyKjGn5O
— No other love (@mikom0424) August 24, 2024
ラストマイル最っ高だったのでもっかい見に行く〜!!
— 坐臥(ざが) (@za_ga681000Em) August 24, 2024
他にはこんな声も
- 1回だけだと理解できないから、もう1回見に行く
- ミステリーと社会風刺の合わせ技がすごかった
- 良すぎて鳥肌が止まらなかった
- 中だるみもなく面白かった
- 現代の闇のようなものが凝縮されていた
緻密に計算された物語だからこそ、目が離せない展開となったようですね!
まとめ
「ラストマイルでロッカーの2.7 ms→70kg→0の意味とは?考察ネタバレ!(映画)」についてご紹介しました。
物流の闇とミステリーが融合した、素晴らしい映画ですね。
ですが実際に働いている人達も大変な環境で働いていることを、訴えかけてくるものでもありました。
これから荷物を頼む時は、運んでくれる皆さんに一層感謝したいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!