TikTokで話題になっている「洛星桜」をご存じでしょうか。
昔の国語の教科書に載っていたそうですが、どんな内容なんでしょう?
タイトルもきれいですし、桜とついているので何だか儚い感じがしますよね。
そこで今回のテーマはこちら!
「洛星桜の国語の教科書の内容やあらすじは?読み方や小説の一部の噂も!」です。
こちらの記事で分かること
- 洛星桜の国語の教科書の内容やあらすじは?
- 洛星桜の読み方や小説の一部の噂も!
ぜひ最後までご覧になってください。
洛星桜の国語の教科書の内容やあらすじは?
結論から言うと、「洛星桜」というタイトルの作品は見当たりませんでした。
色々調べましたが、タイトルだけをどなたかが創作した可能性が高いです!
まずはTikTokで洛星桜が載っているとされている動画をご覧ください。
こちらの国語の教科書、調べてみたら平成27年度の小学4年生のものでした。
収録されているものも調べたのですが「洛星桜」というタイトルのものは見当たりません…。
やはりこちらのYahoo!知恵袋に書かれていたことが本当なのかもしれませんね。
(質問)
昔の国語の教科書にあったと言われている洛星桜の内容を教えてください。 また、本当にあったものなのでしょうか? 達也と淚が出てくるやつです。
(回答)
TikTokでバズってたやつですよね。多分釣りだと思います
引用元:Yahoo!知恵袋
でも、質問者の方は登場人物をあげていますよね。
これも調べたのですが、情報がありませんでした。
Yahoo!知恵袋にはAIによるお助け回答、というものがあります。
ですがこれも同じ質問に対して、全く違う回答をしているので信憑性がありません。
AIの回答は長いので、一部を抜粋しています。
(質問)
昔の国語の教科書にあったと言われている洛星桜の内容を教えてください。 また、本当にあったものなのでしょうか?
(AIの回答その1)
「洛星桜」は、日本の古典文学である「源氏物語」の一部分を指す言葉です。
引用元:Yahoo!知恵袋
(AIの回答その2)
「洛星桜」は、日本の小説家・中島敦の短編小説「洛陽の小児」の一部です。
引用元:Yahoo!知恵袋
ちなみに「源氏物語」に、洛星の文字はありません。
中島敦は明治から昭和にかけて実在した小説家ですが、著書の中に「洛陽の小児」はありませんでした。
AIは質問者さんが上げた登場人物をもとに、回答したのかもしれませんね。
源氏物語とは
- 平安時代に紫式部によって書かれた
- 世界最古の恋愛小説(諸説あり)
- 主人公光源氏の恋愛遍歴から子孫の話まで全54帖
中島敦とは
- 明治から昭和に活躍した小説家
- 代表作は「山月記」・「光と風と夢」など
- 身体が弱く若くして亡くなったため、作品数は少ない
- 「文豪ストレイドッグス」に主人公として出ているので、知っている人も多いかも?
洛星桜の読み方や小説の一部の噂も!
洛星桜の読み方は、SNSなどに載っていませんでした…。
ただ京都府に洛星(らくせい)中学校・高等学校というところがありました。
なので洛星桜は「らくせいさくら(ざくら)」と読めますね。
先ほどもご紹介しましたが、洛星桜はタイトルのみの創作である可能性が高いです。
Yahoo!知恵袋のAI回答では中島敦の小説の一部、というのもありました。
ですが源氏物語の一部という回答もあったので、信憑性はありません。
ただAIが作った「洛陽の小児」については、面白そうなあらすじではあったのでご紹介しますね。
洛陽の小児あらすじ
- 舞台は洛陽という中国の古代都市
- 登場人物は達也と淚
- 一緒に桜の木を育てていたが、達也が亡くなる
- 淚はひとりで桜を育てることに
- その後も桜は毎年咲き、「洛星桜」と名付けられた
ありがちといえばありがちですが、きれいなお話だと思います。
SNSにもこのような投稿がありました。
引用元:X(元Twitter)
見てみるとYahoo!知恵袋のAI回答とはまた別のお話みたいですね。
こちらは冒頭だけですが、なんだかミステリーかホラーのよう。
タイトルはきれいだし、内容も面白そうなだけに実在しないのは残念です。
ちなみに「洛星」というのはどういう意味かなと調べましたが、分かりませんでした。
ですが「洛」という漢字が、昔の京都を指すものだったようです。
先ほどご紹介した洛星中学校・高等学校は京都府にあります。
勝手な解釈ですが、洛星というのは「京都の星を目指しましょう!」という意味かなと。
学校らしい名前ですね!
まとめ
洛星桜の国語の教科書の内容やあらすじは?読み方や小説の一部の噂も!についてご紹介しました。
調べましたが、該当の国語の教科書に洛陽桜は載っていませんでした。
Yahoo!知恵袋のAI回答やSNSに、あらすじや冒頭のようなものが載っていましたが…。
作品自体は存在せず、タイトルのみの創作である可能性が高いです!
読み方は、洛星桜(らくせいさくら(ざくら))と読めるのではないかと。
京都府に同じ名前の中学校・高等学校があるからですね。
タイトルだけで話題になるなんて、ある意味すごいなと思いました。
美しいタイトルだから読んでみたい!と思った方が多かったのかもしれません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!