大根の中が緑っぽいけど食べれる?カビの噂・変色の原因はなぜなのかや長期保存方法も!

大根を切ってみたら変色してる!

そんな経験をした人はいませんか?

いつもと違う色を目にすると、食べられるのか不安になりますよね。

身体を壊すと嫌だから、念のため、捨てている人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、

大根の中が緑っぽいけど食べれる?カビの噂・変色の原因はなぜなのかや長期保存方法も!

について調査してみたいと思います。

よろしくお願いします!

【この記事でわかること】

  • 大根の緑っぽい変色は食べられるのか(症状について)
  • 大根の緑っぽい変色の原因
  • おいしい大根の見分け方と保存方法
目次

大根の中が青く緑っぽいのは食べられる?カビの噂や症状について

実際の緑っぽい大根はこんな感じ、

引用元:ヨガジャーナルオンライン

青く緑っぽい大根は食べれる?

結論を先に言うと、上記画像の症状は、青あざ症(青変症[せいへんしょう]とも言う)と呼ばれる症状です。

青あざ症は、カビでも毒でもないため、食べても人体に害はありません。

農林水産省のページを見ると、

引用元:農林水産省

上記画像のように、「食べても害はありませんが、食味も悪くなるので新鮮なうちに食べきりましょう」とあります。

ただ、青あざ症は、大根が硬かったり苦い場合があるので、美味しく感じられない場合があるようです。

引用元:DELISH KITCHEN

レシピサイトでも、上記のように「おいしく食べられないことがある」と記載しています。

なので、身体には害はないものの、症状が進行している場合は食べない方が良いと思います。

切らないとわからないから八百屋的には難しいやつ

八百屋さんでも難しいのであれば、一般のお客さんには見分けられませんよね。

もし青あざ症の大根を買ってしまったとしても、仕方がないと思います。

では、なぜ緑っぽく変色してしまうのでしょうか?

詳しく見ていきましょう!

大根が緑っぽい変色の原因はなぜ?4つの理由をご紹介!

大根が青くなる原因とは?

原因は、乾燥、高温、加湿など、大根の苦手な環境の場合になりやすいと言われています。

具体的には、

土壌の温度

高温、乾燥、多湿な保存環境

ホウ素の欠乏

アントシアニンの反応

が挙げられます。

土壌の温度

冬が旬の大根は、寒さに強く暑さに弱いです。

従って、栽培の後半に土壌の温度が高いと、青あざ症になりやすいようです。

引用元:コープこうべ 商品検査センター

コープの食品検査センターでも「25℃以上で発生しやすい」と記載されています。

なので、原因のひとつとして、土壌の温度が高くなること、が挙げられます。

高温、乾燥、多湿な保存環境

収穫した後も、保管場所が大根の苦手な環境だと、青あざ症になる可能性が高いです。

つまり、温度が20℃以上だったり、乾燥していたり多湿の場所だと、発生しやすいとのこと。

料理サイトの記事でも、

引用元:E・レシピ

保存温度が20℃を超え」たり、「乾燥や多湿」だと、買った直後は青くなくても、青あざ症になるようです。

ですから、買ったあとの保管状態にも気をつけたほうが良いことがわかります。

ホウ素の欠乏

大根の成長を促す「ホウ素が不足すると、青あざ症になるとの見方もあります。

たとえば、収穫前に雨が降り続くと、大根からホウ素が流れ出てしまい青くなるみたいですね。

引用元:dメニューニュース

土壌のホウ素は、肥料で補ったりもするようです。

根や葉の成長に必要な成分なので、植物の大事な栄養素となります。

アントシアニンの反応

青あざ症は、アントシアニンという天然色素の影響によって、発生するようです。

ですが、この色素がどのように作用して、青あざ症になるのか、専門家も詳しくはわかっていない模様。

日本植物生理学会の記事を見ると、

引用元: 日本植物生理学会

青色の発生メカニズムは不明」と記載されています。

身近な大根にも、まだまだ解明されていない謎があるというわけですね。

大根の中が緑っぽくならないために!見分け方と長期保存の方法を教えて?

美味しい大根の見分け方

まず美味しい大根を見つける方法として、

・ずっしりとした重みがある(水分を含んでいる証拠

・ひび割れがない(乾燥していない証拠

・葉の色が鮮やか(日が経つと黄色くなる

・ひげ根がまっすぐ等間隔で並んでいる(等間隔だと甘い、不揃いだと辛い

が挙げられます。

引用元:TRIAL MAGAZINE

上記の生活情報サイトの記事にも、新鮮な大根の見分け方が記載されています。

状態の良い大根を最初に選ぶのが、ポイントとなります。

大根を長持ちさせる方法

カットされた大根の場合 → ラップに包んで野菜室へ(1週間で食べ切るのが目安)

丸ごと1本の場合 → 根元、中間、先端部分で切り分け、キッチンペーパーで包み密封保管

「カゴメ」の記事によると、

引用元:カゴメ株式会社

ジッパー式保存袋に入れて保管し、キッチンペーパーを適度に交換するのが良いみたいですね。

長期保存は冷凍がおすすめ

すでに食べられるサイズにカットしたものを、ジッパー式保存袋に入れて冷凍する裏ワザもあります。

これだと、調理する手間が省けて、おまけに1ヶ月くらい長持ちするみたいですよ。

引用元:トクバイニュース

ただし、冷凍大根は、食感を味わうサラダには不向きとのこと。

あくまでも、煮物用などで使う場合に限られるみたいですね。

ぜひ、お試しください!

まとめ

今回は、『大根の中が緑っぽいけど食べれる?カビの噂・変色の原因はなぜなのかや長期保存方法も!』を調査させていただきました。

大根が断面の変色は、カビではなく青あざ症によるもので、食べても問題ないことがわかりました。

ですが、苦くなっている場合もあるため、食べてもあまりおいしくはないようです。

買ったあとの保存状態でも、緑っぽくなったりするので、温度の高いところや湿気の多い場所などは注意が必要です。

スーパーで買ったら、すぐにラップ等に包んで、野菜室に保管しておくのがベストかもしれないですね。

この記事の情報が、少しでも読者のお役に立てれば幸いです。

ありがとうございました!

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この記事を書いた人

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普段は銀行員として働きながら、このブログで生活に役立つ情報を発信しています。

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