中国発の格安ファッションブランド「SHEIN(シーイン)」の商品に発がん性が確認されたと話題になっています!
SHEINは安くて商品が豊富なことからユーザーが多い一方、「怪しい」との意見もよく見られていました。
その疑念の通り、韓国当局が行った安全性検査で、SHEINの商品から発がん性物質が確認されました。
どの商品に発がん性物質が入っていたのか、気になりますね。
ということで今回は「SHEINの発がん性リストはどれ?スマホケース・バッグや子供服は?洗濯で洗ったら大丈夫かも!」について調査します!
最後までお読みいただければうれしいです!
SHEINの発がん性が発見された経緯
今回、話題になっているSHEINの発がん性物質。
韓国ソウル市が6月11日から7月11日までに行った海外直輸入商品の安全性検査で発見されました。
この調査は、「SHEIN」や「Temu」、「Ali Express」などの格安ブランドを対象に行われました。
このニュースを受けて、SHEINを利用していたユーザーからは不安の声があがっています。
中国SHEINの女性用下着から膀胱炎リスク高める発がん性物質検出 ソウル市調査(朝鮮日報日本語版)#Yahooニュースhttps://t.co/YFeADPteRX
やっぱり安いにはそれなりの理由があるよね…
服(特に子供服)と化粧品を買うのはもう止めようか…。— Sishi (@SnS_Otta) July 20, 2024
怖すぎる。娘、1ヶ月くらいパジャマ着せてしまった、、、。
どうしよう。洗ったけども、、。
落ちないのかね
中国通販サイト「シーイン」商品から発がん性物質を確認 韓国当局が調査(日テレNEWS NNN)#Yahooニュース https://t.co/hEnVd5zmKH pic.twitter.com/kWsc4Ku27l
— 🎀 MEISUI🎀 (@MEISUI_1117) July 23, 2024
SHEINの発がん性リスト(バッグ・子供服・スマホケース)
[SHEINの発がん性リスト]
・女性用下着:発見された有害物質「アリールアミン」
・バッグ:発見された有害物質「フタル酸系可塑剤やホルムアルデヒド」
・子供服などキッズアイテム:発見された有害物質「フタル酸系可塑剤やホルムアルデヒド」
・スマホケース:検出なし
・化粧品:発見された有害物質「黄色ブドウ球菌」
女性用下着
発がん性物質でいちばん大きく話題になったのは、SHEINの「女性用下着」です。
女性用下着からは基準値2.9倍超の発がん性物質「アリールアミン」が確認されています。
その物質は皮膚から体内に取り込まれて、膀胱がんになる可能性を高めると言われています。
そのほかの商品についても、発がん性物質が確認されたか調査していきます。
バッグ
SHEINのバッグからは有害物質が確認されています!
子ども用の革バッグなどに有害物質が含まれていたようです。
発見された有害物質は「フタル酸系可塑剤やホルムアルデヒド」などです。
子供服などキッズアイテム
SHEINの子供服などキッズアイテムからは有害物質が確認されています!
発見された有害物質はバッグからも検出された「フタル酸系可塑剤やホルムアルデヒド」などです。
スマホケース
今回の安全性検査ではSHEINのスマホケースからは発がん性物質は確認されていないようです。
ただし、このような検査は一部商品を抽出して行われていることがほとんどです。
似た材質を使用したキッズアイテムやアクセサリーからは、発がん性物質が確認されています。
そのため、今回の検査で発がん性物質が確認されていなかったとしても、スマホケースが安全とは言い切れないかもしれません。
化粧品
SHEINの化粧品からは有害物質が確認されています!
発見された有害物質は発疹やアトピー性皮膚炎などを引き起こす可能性がある「黄色ブドウ球菌」です。
こんなにたくさんの商品から、さまざまな有害物質が確認されているなんて、怖いですね。
続いて、発見された有害物質について解説いたします!
SHEINなどの商品から検出された有害物質
アリールアミン
アリールアミンは、皮膚から吸収されると、膀胱がんの発症率を上昇させるという研究があります。
アミン類を取り扱う化学工場で働く従業員に、膀胱がんの事例が報告されています。
2015年には日本でも労働問題として話題になりました。
ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドは、シックハウス症候群などの原因となる化学物質です。
症状としては、目がチカチカする、涙が出る、鼻水が出るなど、アレルギーのような症状を引き起こします。
黄色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌は、感染すると発疹やアトピー性皮膚炎などを引き起こす恐れがあります。
細菌が出す毒素によって肌が荒れてしまったり、アトピーを悪化させる作用があるそうです。
有害物質が含まれたSHEINの商品を使用すると、このような症状を引き起こす可能性があるということですね。
健康被害をもたらす有害物質は、なるべく避けて過ごすことが推奨されています。
続いて、発がん性物質が洗濯で洗えば取れるのかを調べてみました。
SHEINの発がん性は洗濯で洗っても取れない?
SHEINの衣類に含まれている発がん性物質は、洗ったら取れるのでしょうか?
残念ながら、衣類に含まれている発がん性物質は洗っても取れない可能性が高いようです…。
日テレNEWSのインタビューで専門家が解説していました。
衣類に含まれている発がん性物質は、着色料の中に含まれています。
洗濯しても衣類の色は落ちませんよね。
そのため、着色料に含まれた発がん性物質も洗濯で落とすのは難しいのです。
発がん性物質は皮膚から体内に吸収されてしまいます。
もし発がん性物質の疑いのある衣料を購入してしまった場合、対策するのは難しそうですね…。
まとめ
ということで今回は、「SHEINの発がん性リストはどれ?スマホケース・バッグや子供服は?洗濯で洗ったら大丈夫かも!」について解説しました!
SHEINの商品の中で、女性用下着、バッグ、子供服などのキッズアイテムから発がん性物質が確認されています。
スマホケースは発がん性物質は直接確認されていないものの、確実に安全かどうかは疑問が残ります。
洗濯しても発がん性物質を取り除くことは難しいようです。
物価高のこの頃、安い製品を求めたくなる気持ちもありますが、安全性にも気を付けたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
発がん性がある商品はどのようなものがあるのか、スマホケース、バッグ、子供服は大丈夫なのかについて書いてみてください
そして、子供服など洗濯であらったら大丈夫なのかについても書いてみてください