ラストマイルの最後ラストシーンの意味は?五十嵐の行動を考察ネタバレ!(映画)

8月23日から公開されている映画・ラストマイル

ドラマ・アンナチュラルやMIU404と同じ世界戦ということでも、好評を博しているようです。

内容が複雑で、特に五十嵐の行動の意味がよく分からない…という方が多いとか。

そこで今回のテーマはこちら!

ラストマイルの最後ラストシーンの意味は?五十嵐の行動を考察ネタバレ!(映画)」です。

こちらの記事で分かること

  • ラストマイルのラストシーン・五十嵐の行動の意味は?
  • ラストマイルのラストシーン・五十嵐の心境は?
  • ラストマイルの五十嵐についての感想は?

ぜひ、最後までご覧になってください。

目次

ラストマイルの最後ラストシーン・五十嵐の行動の意味は?

※ここからはネタバレになります。ご注意ください!

ラストマイルのラストシーンで、ディーンフジオカさん演じる五十嵐が、こんな行動をしていましたね。

  • 五十嵐が焦って山崎のロッカーを探す
  • 山崎が残した暗号を見つける
  • 呆然とベルトコンベアを見下ろす

五十嵐が焦って山崎のロッカーを探す

エレナとサラがオンライン通話をしていた時、エレナは「爆弾はもう一つある」と言っていました。

それをサラから聞かされた五十嵐は、焦って山崎のロッカーを探します。

何故そんなことをしたのでしょうか?

山崎の恋人であり、爆弾テロの犯人だった筧まりかの情報を求めてのことだと思われます。

山崎が残した暗号を見つける

山崎のロッカーを見つけた五十嵐は、山崎が残した暗号を目にしました。

五十嵐がこの暗号を見たのは、恐らく初めてだと思われます

映画の中で暗号を見に色々な人が来ていますが、五十嵐だけは来ませんでした。

連続爆発事件のきっかけは、山崎の飛び降りです。

ロッカーの存在はその証拠として重要なものであり、五十嵐にとっては脅威になるんですね。

そのため現場の社員たちは、ロッカーのことを五十嵐には秘密にしていました。

知られてしまったら、五十嵐はロッカーを処分してしまうだろうと予想されたからです。

呆然とベルトコンベアを見下ろす

最後に五十嵐は、山崎が飛び降りたベルトコンベアを呆然と見下ろしています。

山崎が飛び降りた理由を、五十嵐は知らなかったのではないでしょうか。

むしろ仕事の邪魔になることをしやがってと、軽蔑していた節さえあるかも知れません。

ですが山崎のロッカーにあった暗号を見て、その考えは根底から覆されました

山崎は自らの命を絶とうとして、飛び降りたのではありません。

ベルトコンベアを止めることで、過酷な労働を強いられていることを訴えたかったんです。

最後のシーンは、それを知った五十嵐の心境を表しているのではないでしょうか。

ラストマイルのラストシーン・五十嵐の心境は?

最初の頃の五十嵐は、徹底した顧客中心主義でした。

山崎が飛び降りた時も冷徹に、仕事を完遂しようとしています。

五十嵐にとって、ベルトコンベアを止めようとした山崎は邪魔者でしかなかったんですね。

先ほどご紹介したとおり、五十嵐は山崎が単純に辛いことから逃げようとしていたとしか思っていなかったのでしょう。

ですが山崎の真の目的を知り、自分こそが都合の悪い事実から目を逸らしていたと自覚します。

何があっても仕事を止めないことばかりを考えて、大事なことを忘れてしまっていた五十嵐。

ベルトコンベアを動かしているのは人であって機械ではないと、山崎のことでやっと気づいたんですね。

ベルトコンベアを見下ろしていた五十嵐の心境は、後悔と自責の念でいっぱいだったと思います。

ラストマイルの五十嵐についての感想は?

ラストマイルの五十嵐について、SNSで様々な意見が寄せられています。

皆さんの投稿をまとめました。

他にもこんな声が

  • 五十嵐さんの印象が強烈
  • 五十嵐も被害者のひとりだと思える
  • 五十嵐は難しい役どころ
  • 五十嵐のこれからが心配

ラストマイルは同じような職場で働いている人ほど、刺さる映画だったようですね。

仕事を円滑にするにはどうしたらいいのかを考えるのは、悪いことではありません。

むしろ管理職の方にとっては必須といっていいでしょう。

ですが人の心を無視してはいけないと、強く感じられたのではないでしょうか。

まとめ

ラストマイルの最後ラストシーンの意味は?五十嵐の行動を考察ネタバレ!(映画)」についてご紹介しました。

顧客中心主義だった五十嵐が山崎の残した暗号を見て呆然としていた理由は、山崎の真の目的を知ったからです。

山崎の飛び降りをもみ消してしまった後悔が、五十嵐の心にこみ上げてきているのを表現していたんですね。

五十嵐の複雑な心境を理解するために、映画を1度見た方ももう1度見に行ってみてはいかがでしょうか?

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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