いきなりですが最近、下のような広告が主にFacebookで流布されて話題になっているようです。
「amazonの倉庫を開けるためにパレットを252円で販売しています」
252円でパレットが購入できるというのはとても魅力的で、素晴らしいですよね!
ただ同時に本当に買えるのか、詐欺ではないのかが不安になるのも事実です…
そこで今回は、「Amazonでパレット252円は詐欺?Facebook広告で話題!」というテーマで解説をしていきたいと思います!
そもそも「パレットってなに?」と思う人も多いと思うので、そこについても説明しますね!
【この記事でわかること】
・Amazonでパレット252円は詐欺?そもそもパレットってなに?
・詐欺広告と本物の広告を見極めるためにはどうすればいい?
Amazonでパレット252円は詐欺?そもそもパレットってなに?
ここでは3つのテーマについて一つずつ解説していきます。
①Amazonでパレット252円は詐欺?
②どうしてこのような広告をだすの?
③Amazonパレットってそもそもなに?
Amazonパレットがわからない場合はまず③から読むのがおすすめです!
それではいきましょう!
①Amazonでパレット252円は詐欺?
今回話題となった「amazonの倉庫を開けるためにパレットを252円で販売しています」は、ほとんど間違いなく詐欺であるといえるでしょう。
ネット上で出回っている「○○を安く売ります!」という広告は詐欺、もしくは悪徳商法であることがほとんどです。
たしかにAmazonのパレットが市場に出回ることはあります。
しかしどちらかというと一般の消費者に出回るよりはそれを安く売って高値で儲けようとする業者に向けて販売されることが多いです。
基本的に転売を行う際、購入費を差し引いたうえで利益をだすにはある程度高値で売る必要があります。
にもかかわらず、255円という超低価格で大量の商品が入ったパレットを売り出しても利益がでるとは考えにくいです。
普通転売は利益をだすために行うものです。
「利益が出ないような超低価格で行われている転売は、基本的に詐欺である」
このことを胸に銘じておいた方がよいでしょう。
②どうしてこのような広告をだすの?
それではどうしてこのような広告を出すのでしょうか?
考えられる目的のひとつに、クレジットカード情報のフィッシングがあります。
激安広告につられた消費者を偽サイトに誘導し、そこでクレジットカード情報を入力させることによってカードの不正利用をしようとしてきます。
今回の「amazonの倉庫を開けるためにパレットを252円で販売しています」も、クレジットカード情報のフィッシングが目的であると思われます。
③Amazonパレットってそもそもなに?
そもそも、Amazonのパレットとはどのようなものなのでしょうか?
簡単に言ってしまうと、Amazonのパレットとは「Amazonの商品が大量に詰まった箱」のようなものです。
「物流倉庫で荷物を保管するための箱」と考えてもらってもよいでしょう。
今回の広告の場合は「Amazonの商品が大量に詰まった箱」を超低価格で販売します、ということのようです。
詐欺広告と本物の広告を見極めるためにはどうすればいい?
詐欺広告を見分けるためにもっともよい方法は、そこにどのような利益構造・目的があるかを考えることです。
例えば激安商品を見た時に、
と考えることが重要です。
販売にどのような業者が関わっているのか、だれがお金を支払っているのかを考えることで、その広告の異常さに気付くことができるでしょう。
考えるなかで、少しでも変に感じたらその広告を無視するようにしましょう。
また詐欺広告の特徴として、日本語がおかしかったりURLがおかしかったりする場合が多いです。
例えば「78%安い」という日本語であったり、Amazonで購入するはずなのにURLが「swwed.com」になっていたりなどする場合があります。
(Amazonの本来のURLは.amazon.co.jp)
これら二つの方法は最初に紹介した判別方法と比べて簡易的なものになりますが、効果的です。
普段の買い物を行う時もこれらの観点から広告を眺めることで、詐欺に引っ掛からないようにしましょう。
まとめ
今回は「Amazonでパレット252円は詐欺?Facebook広告で話題!」というテーマで解説をしていきました。
「amazonの倉庫を開けるためにパレットを252円で販売しています」というような詐欺広告は、ネットに大量に存在します。
これら詐欺広告に引っ掛からないようにするには、詐欺広告を見極めることができる能力を身につけることが重要です。
「誰がどうやって利益をだしているのか」という視点で広告を見ることによって、詐欺広告の怪しさを見抜くことができるようになってくださいね。
それでは本日の記事は以上となります。
お読みいただきありがとうございました。