「ブギウギ」は、2023年度後期放送のNHK「連続テレビ小説」です。
モデルとなったのは、笠置シヅ子さんという歌手ですが、その楽曲の歌詞が話題になっています。
「買い物ブギ」という曲ですが、放送禁止用語が使われているとのことです。
その意味が怖いというのは本当でしょうか?
そこで今回は、「買い物ブギの歌詞でめくらやつんぼは放送禁止用語?意味が怖いという噂を調査!」について調べてみました。
【この記事でわかること】
- 「買い物ブギ」めくらやつんぼは放送禁止用語?
- 「買い物ブギ」歌詞の意味が怖い?
- その他の放送禁止用語は?
「買い物ブギ」めくらやつんぼは放送禁止用語?
歌詞に使われている「めくら」や「つんぼ」という言葉は差別用語のため、放送禁止のようです。
また、「仁丹」という特定の商品名があるため、歌われないことが多いとのことです。
オリジナルの歌詞には「つんぼで聞こえまへん」という語句があるが、近年では「つんぼ」の部分が伏せ字になっていたり、あるいは「つんぼ」の語が削除されて単に「聞こえまへん」となっていたりする。
また、歌詞に仁丹という特定の商品名があるので、NHKでは歌われないことが多いが、2010年7月26日放送のNHKラジオ深夜便「にっぽんの歌こころの歌」での「懐かしの歌謡スター 笠置シヅ子集」では、「仁丹」の歌詞の部分もそのまま放送された。
引用元:Wikipedia
「めくら」とは?
視力を失っている、盲目という意味があるそうです。
「めくら」を漢字で書くと「盲蓋」となります。
また、文字を理解できないことも「めくら」と言われるのだとか。
「つんぼ」とは?
耳が聞こえないことという意味があるそうです。
「つんぼ」を漢字で書くと「聾」となります。
「仁丹」とは?
仁丹は明治時代から続く総合保健薬で、知名度が高いです。
現在でも口中清涼剤として販売されており、ミントタブレットのように、口の中をさわやかにしてくれます。
口臭や二日酔い、吐き気、めまい、乗り物酔いなどに効果があるとされているとのこと。
「買い物ブギ」の歌詞について
長い間放送されていなかったのですが、近年では一部カットされたり、歌詞が変更されて放送されているそうです。
例えば、元々の歌詞は「わしゃつんぼで聞こえまへん」ですが、苦肉の策で「わて聞こえまへん」と変更されているのだとか。
作詞・作曲は服部良一(歌詞は村雨まさを名義)で、当時、レコード売り上げは45万枚に達したそうです。
作詞・作曲は服部良一(作詞は村雨まさを名義)。
レコード売上は45万枚に達した。
引用元:Wikipedia
「買い物ブギ」歌詞の意味が怖い?
SNSでは、「買い物ブギ」について「怖い」という声がありました。
買い物ブギきそうな感じ??
買い物ブギめっちゃ好きだから楽しみで同時に怖い(歌ってるときの演出があんまり好きじゃなくてェ…)— キューカンバー (@q_quand8) February 27, 2024
「買い物ブギは好きだけど、演出があまり好きじゃなくて怖い」とのことでした。
その意味について考えてみました。
映像を見てみましたが、笠置シヅ子さんが店員さんに「おっさん、おっさん」と手を振りながら何度も呼ぶシーンがあります。
そして、「わしゃつんぼで聞こえまへん わてほんまによう云わんわ わてほんまによう云わんわ」という部分があります。
「わてほんまによう云わんわ」というのは、直訳すると「私は本当にそんなことは言えません」という意味です。
意訳だと、「あきれて物が言えない」や「好きなようにしなさい」といった意味だそうです。
引用元:YAHOO!知恵袋
そして「ああしんど」で歌が終わります。
そう言った部分が「怖い」と思われたのかもしれません。
ちなみに、朝ドラ「ブギウギ」の中では「わしゃ聞こえまへん」と歌われていました。
その他の放送禁止用語は?
昔は、様々な差別用語が使われていたようです。
歌詞に出てくる放送禁止用語以外では、
- 肢体不自由者を指す「膝行り(いざり)」
- 足を引きずっていることを「びっこ」
- 手首から先がない「手っこ」
- 身障者を指す「かたわ」
- 統合失調症などを指す「きちがい」
- 精神障がい者を指す「ヨダレくり」
- 皮膚がただれていることを指す「焼きつり」
などもあったそうです。
引用元:YAHOO!知恵袋
昔は障害を持っていたり、心疾患があると、上記のような言葉で差別されていたのでしょう。
放送禁止用語について、日本では、歴史的経緯によって対象となる言葉や表現が多く、正確には把握されていないとのこと。
法によって明文化された放送禁止用語は存在しておらず、放送事業者の表現の自主規制だそうです。
方言も対象となることがあるため、問題となった際には各放送局で個別検討されることが多いそうです。
2008年以降はおもに視聴者からのクレームによって適宜定められているのだとか。
NHKの「公共放送」と民法の「商業放送」をくらべると、NHKの方が厳しくなる傾向があるそうです。
日本ではごく一部の例外(電波法に規定されているもの)を除き、法によって明文化された放送禁止用語は存在せず、単なる放送事業者の表現の自主規制である。
歴史的経緯より具体的に対象となる言葉や表現が多く、正確には把握されていない。方言も対象となることがあるため、各放送局でそれぞれ問題となった際に個別検討している例が多い。
引用元:Wikipedia
まとめ
今回は、「買い物ブギの歌詞でめくらやつんぼは放送禁止用語?意味が怖いという噂を調査!」について調べてみました。
歌詞に出てくる「めくら」や「つんぼ」は現在、放送禁止用語となっています。
そのため、テレビなどで歌われる機会はあまりなく、歌われる際は歌詞を変更されているようでした。
そういった言葉を使われていることから、当時の演出などが「怖い」という印象を与えてしまっているのかもしれません。
他にも放送禁止用語は沢山ありましたが、法によって明文化されておらず、各放送局で個別検討されているとのことでした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。