突然ですが、「BeReal(ビーリアル)」をご存じでしょうか?
Z世代で流行しつつある新しいSNSアプリでもあり、キャッチアップと言われる通知が特徴的と言われています。
知れば知るほど、これまでのSNSとは大きく異なるこのアプリ。
公開当初(2020年)には、あまり話題にならなかったようですが、現在、日本ではユーザーが増えつつあります。
なぜ、こんなに人気が出始めているのでしょうか?
今回は、BeReal(ビーリアル)のご紹介、キャッチアップという意味と使い方についてお伝えしたいと思います。
ご参考になりましたら、幸いです!
BeReal(ビーリアル)とは?
基本的には、Instagramと同様、写真投稿に特化したSNSです。
「写真の加工ができない」
「自分と周囲を必ず撮影する」
「投稿時間はアプリからの通知が来る、1日1回のみ!」
「投稿しないと、お友達の投稿を見ることができない」
そんな制限だらけの仕様は、これまでのSNSとは大きく異なりますが、それがまた魅力でもるようです。
具体的に・・・
・フロントカメラとバックカメラを同時に使用して撮影。
加工フィルターはなし、スマホ保存写真や動画は使えません。
・1日1回アプリからランダムな時間で通知が届く。
通知が届く時間は決まっておらず、早朝、日中、夜・・・タイミングは逃せません!
・通知が来たら、2分以内にアプリのカメラで撮影、今を投稿する。
2分過ぎても投稿はできますが、遅れた時刻が記載されます。
・見る専になることはできません!
これまで「盛り」や「映え」が大切とされていた流れとは真逆で、いかに「ありのままの姿を共有するか」が求められます。
色んな制約があるからこそ、仲のいい友達としか繋がらないいい意味で、クローズドなSNSでもあります。
そういう点では、Snapchatと似ているでしょうか。
これまでの「加工をして投稿する」事に疲れた世代を中心に、リアルなコミュニケーションとして、新たな形を生み出しています。
キャッチアップとは?
英語を直訳すると、「追いつく・追い上げる」となりますが、ここでは「友だちの近況を知り、情報に追いつく」といった意味になります。
「キャッチアップの時間です」という通知が届く事が、このSNSアプリの特徴的な機能のひとつとなります。
友だちの今を知る時間となり、自身の今を投稿するタイミングです。
通知は1日1回しか届かない・2分以内に投稿するという制約も、ゲーム性があって面白いですよね。
通知から2分以内に写真を撮ると、ミッションクリア!
お友達の今を知ることができて、追加で2投稿できるようになります。
とは言え、いつ通知が来るか分からない中で、運転中だったり、お仕事中だったり、授業中だったり…。
リアルタイムで追う事が、なかなか難しいこともありますよね。
突然の通知や、瞬間の投稿を心から楽しんでいる人もいれば、通知が来ることが気になり過ぎてしまって、生活に支障が出てしまい、逆にあまり利用しなくなった…というパターンも。
効果もある反面、少なからず逆効果として表れている面もあるようです。
ですが、たとえ2分を超えてしまったとしても大丈夫!
遅れてしまったとしても、自分が投稿をすれば、お友達の投稿は変わらず見る事ができるので、自分のタイミングで自由に投稿するのも、楽しみ方のひとつですね。
注意点
BeReal(ビーリアル)を楽しんで利用するために、いくつか気を付けておいた方が良いことを、お伝えします。
・位置情報をオフにしておく。
BeReal(ビーリアル)は、位置情報がデフォルトでON設定されています。
位置情報の共有は、個人特定されてしまったり、ストーキングなどに悪用されるリスクが増えます。
安全の為にも、位置情報の共有は無効とすることをおススメします。
位置情報をオフにした場合、以下の選択肢が表示されます。
「位置情報を共有しますか?」
「写真を友達だけに、それともBeRealユーザー全員に共有しますか?」
投稿の度に表示されることが、多少ストレスに感じるかもしれませんが、リスクを避けるためには、設定変更は大切です。
・個人情報を撮影してしまわないように注意する。
2分以内に投稿しないといけないという焦りから、うっかり、個人情報が写った写真を投稿してしまうリスクが高まります。
もし、知られたくない個人情報を誤って投稿してしまった場合、簡単に拡散されてしまうリスクが存在する事も、確かです。
まとめ
本記事では、BeReal(ビーリアル)のご紹介、また、キャッチアップという意味と使い方についてお伝えいたしました。
まとめると、以下の通りです。
・「BeReal(ビーリアル)」は様々な制約があるが、
リアルタイムを友達と共有するアプリとして流行しつつある。
・「キャッチアップ」通知が届いたら、2分以内に投稿することで、
友達の投稿を見る事ができる。
・位置情報や個人情報をが拡散されないように、位置情報設定をオフにし、
撮影する場所に気を付ける。
現在は、Z世代を中心に広がりを見せていますが、年代を超えて流行する可能性もあり、多方面からの支持を得ると予想されます。
BeReal(ビーリアル)は、注目されるSNSとして、今後も成長していくことでしょう。